髪の量を梳くとは?
『梳く』という言葉の意味

元々昔は、目の粗い梳きくしで、髪の汚れや油を落として滑らかにする事が髪を整える方法でした。それをする事によって、髪の毛がすっきりして、ボリュームが落ちる事から、
『梳く』 = 髪の量を軽くして減らす
が定着して、『梳く』という言葉が使われているのではないかと言われています。
だから元々が『梳く』という言葉が
「髪の量を少なくする」という意味では無かったようです。
髪が重たい⇒軽くしたい
そうなるとカットでオーダーするのは、『梳いてください』となると思います。
その『梳く』というのは、本当に希望の軽さに出来るか美容師さんによって少し差が出てくる技術なのです。
上手に梳くとは、いったいどういう事なのでしょうか?
梳く時に使う道具『梳きハサミ』セニングシザー

梳きハサミは、美容師さんの用語で『セニングシザー』と言われるものです。
梳きハサミは二枚の歯があって、そのうちの一枚が目の粗い櫛のようになっていて、ギザギザの隙間に入った髪が切れなくなっていて、山の部分だけが切れるようになっています。
髪を梳くと傷みやすいと言われたりしますが、これは梳きハサミの形状から中途半端に切れてしまう毛ができてしまい、その毛が枝毛になってしまって傷んでしまうことがあります。
だから、無理に梳きハサミを振りながら切ると傷む可能性があるので、髪をちぎらないように切る事が大事になります。
梳きハサミによって、何パーセント切れるかも違うので、髪型や髪質、元々の髪の量などの用途に分けて使いわけます。
髪を梳き過ぎない方が髪が綺麗に見える5つの理由

美容室で「髪の量を減らしてください」とお願いすると、梳きハサミで軽くしてもらうことが多いです。適度に梳くと髪が扱いやすくなるのですが、やりすぎると逆に困ったことが起こることがあります。
髪を梳きすぎない方がいい理由を5つ紹介します。
1. 毛先がスカスカになってパサパサに見える
髪を梳きすぎると、毛先の厚みがなくなってしまいます。その結果、まとまりが悪くなり、乾燥しているように見えてしまうことも。特にロングヘアは毛先が寂しくなりやすいので注意が必要です。
2. 広がりやすくなる
「量を減らせば広がらない」と思うかもしれませんが、実は逆。毛先が軽すぎると、湿気や摩擦で髪が広がってしまいます。クセ毛の人は特に扱いづらくなることがあります。
3. ダメージが出やすい
梳いた部分は髪が細くなっているので、熱や摩擦に弱くなります。そのせいで切れ毛や枝毛ができやすくなり、髪のダメージが進みやすくなります。
4. スタイリングがうまくいかない
毛先が軽すぎると、コテで巻いてもすぐ取れてしまったり、ワックスをつけても形にならなかったり…。せっかく頑張っても思った通りに仕上がらないことがあります。
5. 髪を伸ばしている人には不向き
髪を伸ばしている途中で毛先が薄くなっていると、全体のバランスが悪くなってしまいます。結局「毛先が気になるからカットしないと…」となり、思うように伸ばせないことも。
髪を梳くのは悪いことではなく、量を調整したり動きを出したりするのに大切な方法です。大事なのは 「やりすぎない」ことです
特許取得カット『フレンチカットグラン』

今まで話してきたのは従来のカットの考え方ですが、新しいカット方法で根元から梳くということを可能にした技術があります。
それが『フレンチカットグラン』です.
フレンチカットグランの一番の醍醐味は、根元から梳いて量を軽く出来て、毛先に厚みを残すことです。

普通のカットなら梳きハサミをいれた場所から毛先の方は急激に軽くしてなるので、毛先が軽くなりすぎてスタイルのバランスを崩します。
でもフレンチカットグランは、特別なハサミを使って、根元か毛先まで自然なグラデーションで軽くすることが出来ます。
そして梳いた短い毛が束になって出てこないから、根元から梳くことが出来るのです。
フレンチカットグランは、世界数か国で特許を取得しているカット技法で、認定サロンでしか施術を受けれません。

Aliceはその認定サロンになっているので、安心して施術を受けれます。
たまに認定サロンではないのに、フレンチカットグランと言って、施術をしている所もあるみたいなのですが、普通の梳きハサミで根元から梳かれると、チョンチョンの短い毛が飛び出してくるので、必ず認定サロンでないと大変な事になります。
Aliceの髪質改善



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