【ヘアケアの基本】意外と知らない髪の毛の事！

綺麗な髪でありたい。

艶があり、手触りのいい髪の毛にしたい。

きっとそう思ってる女性は多いと思います。

綺麗な髪＝健康な髪　はどういう状態だと思いますか？

それはキューティクルが整っている状態。

キューティクルが整っていないと、艶はでないし、ガサガサの髪になってしまいます。

そしてキューティクルが整っていない時は、髪の中はどうなっているのでしょうか？？

今回は髪の毛の中から髪の状態を紐解いていきます。

髪の疎水性と親水毛性
髪には水はよくないの？？
まとめ
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髪の疎水性と親水毛性

疎水？親水？？

なにそれ！！って思いますよね。

髪はもともと疎水性なのです。
疎水性とは、水に混じりにくい状態の事です。

よく似た意味で、撥水という言葉がありますが、撥水ではありません。少し混じります。

水分量でいうと11％～13％あるという事です。

そして髪が傷んでくると親水性になってきます。
髪の毛が水と非常に混じりやすくなります。

髪の毛の状態としたら疎水性が一番良い状態です。

なぜかというと、髪が傷んでくるとキューティクルが開いてきて、髪の内側の成分が流出してしまいやすくなります。

髪の中の成分はケラチンタンパク質なのですが、タンパク質があった場所がダメージホールという穴になり水分が貯まりやすくなります。

本来ケラチンタンパク質は疎水性で水が入ってきても水には交わる事はありません。

髪が傷んでいると、キューティクルが開ききった状態になり水がどんどん入ってきてダメージホールに貯まってしまう状態になのです。

髪には水はよくないの？？

結論からいうと、髪に水が貯まっている状態は良くありません。

なので、シャンプーなどした後はなるべく早く乾かす必要があります。

でも傷んだ髪は水分を多く含みやすく、その水分が出ていく度に一緒に髪の内側の成分を外に出してしまいダメージホールを大きくしてしまいます。
その結果どんどん髪を親水性にして髪を傷めつけてしまうのです。

そんなところに、市販の脱脂力の強いシャンプーを使ってしまうとより親水性に拍車をかけてしまいます。

なので髪を洗う時はアミノ酸系の優しいシャンプーを使うのが大事なのです。

そして家で使うトリートメントもただ保水するだけだと、親水性を高めてしまいます。

美容室のトリートメントメニューをして髪の中のダメージホールにしっかりアプローチして疎水性を高めてあげないと、親水性の髪に保水力の高いトリートメントをしても効果が薄いです。

疎水性の髪に保水力の高いものを使う事で艶髪や手触りが良くなるのです。

まとめ

艶髪にするには、ヘアケアが必須なのですが、髪の状態を正しく把握していないとどんなケア剤が必要かがわかりません。

まずは、自分の髪の毛がどんな状態になっているか、なにが髪の毛のダメージに繋がるかを知る事が大事です。

そのあたりを美容師さんに教えてもらいながら、最適なシャンプーやトリートメント、アウトバストリートメントを使っていきましょう！