美容室でよく質問されるトリートメントの勘違い3選

よく聞かれるトリートメントの事
Aliceの髪質改善
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よく聞かれるトリートメントの事

大阪吹田で髪質改善が得意な美容室　hair salon Alice の澄川です。

日頃サロンワークをしていると、色んな質問を受けるのですが、特に質問を受けるのがトリートメントです。

髪質改善の情報が色んなところで目にすると思うのですが、実際どうなのって思っている事もあると思います。

実際によく質問を受ける3つをご紹介したいと思います。

酸熱トリートメントって良いですか？？

『酸熱トリートメント』よく聞くと思いますが、そもそも酸熱トリートメントって何かというと、グリオキシル酸やレブリン酸などの酸と呼ばれるものを熱の力を使って、酸架橋させます。

架橋効果で髪にハリコシがでたり、何といっても艶がでます。

ただ髪の毛を膨潤させたり、180℃という高熱を使うので、間違った施術のやり方をすると逆にダメージさせてしまう可能性があります。

最近では色んな美容室で取り扱っていますが、間違った認識で施術をされる美容師さんが失敗するケースが多くなってきており、酸熱トリートメントそのものを批判する声もあがっているのが現状です。

酸熱トリートメントそのものは悪い事はなく、システムトリートメントと違い、施術する人により上手い下手がはっきりするメニューなだけなので、使い方しだいです。

気をつけないといけない酸熱トリートメントのキャッチフレーズがあります。

・カラーの色もちが良くなる
・ハイダメージの方にオススメ。
・縮毛矯正をあてるほどではないけど、くせ毛に困っている方にオススメ。

こういうキャッチフレーズは、全く噓とまでは言わないですが、誇大広告に近いと思うところもあります。

カラーの後にすると色抜けがあったりすので気をつけないといけないですし、どんなダメージでも治してくれるスーパートリートメントではありません。ハイダメージになってからトリートメントするのが遅いのは酸熱トリートメントでも変わりません。

しかし適切に使えば、髪をしっかり補強してくれるので髪が強くなるし、普通のシステムトリートメントより効果を感じやすいと思うので、髪に艶が欲しい、髪を綺麗にしたい方にはオススメです。

髪質改善トリートメントや酸熱トリートメントでくせ毛が真っ直ぐになりますか？

これは髪質改善トリートメント、酸熱トリートメントなどでよく言われる、簡単な癖なら伸びますとか、癖が気になるけど縮毛矯正をあてる程ではない方にオススメなど、こういう謳い文句で気になる方が多いみたいですが、これに関しては絶対に信じてはいけないと思っています。

Aliceでも髪質改善トリートメントはやっていますが、癖が気になる方は縮毛矯正をオススメしています。

髪質改善トリートメントや酸熱トリートメントは架橋効果で髪の中の結合を手助けする事により、癖が緩和する効果があったりしますが、癖で悩んでいる人の悩みを解消する程の効果は薄いです。

トリートメントは髪に艶を与えたり、サラサラにするのが目的で、癖の解消を目的で使うと必ず物足りないので、縮毛矯正の代わりにはなりにくいと思って間違いないと思います。

傷んでないからトリートメントしなくても大丈夫ですか？

髪が傷んでからトリートメントをしたらいいと思っている方も多いのではないでしょうか？？

実はトリートメントは傷みがでる前からした方が効果的なのです。

ある程度、状態がいい時にした方が、格段に仕上りは綺麗になっていくので、髪を綺麗にしたいと思った時がトリートメントをはじめる時期ですし、積み重ねが髪を綺麗にしていきます。

傷んだ時だけトリートメントするのは、その場だけの誤魔化しになりやすいので、気をつけないといけません。

トリートメントは傷んだ髪を修復するメニューというよりは、髪を綺麗にする、綺麗を保つメニューなので継続的にしていく事が一番効果的になります。

以上3つが、お客様とよく話す質問の内容です。

ぜひ参考にしてみてください。