くせ毛には、ヘアアイロンとブローどちらがいいの?

くせ毛をブローする くせ毛の手入れ


くせ毛のスタイリングをするのに、いろいろ試行錯誤している方も多いかと思います。そんな時に疑問に思う事も多いのではないでしょうか?


くせ毛のスタイリングの時の注意点や疑問点にスポットをあててみます。

くせ毛をストレートにする

くせ毛をストレートアイロンをする


くせ毛をスタイリングするには2つのパターンがあります。


・くせ毛を活かしてスタイリングする

・くせを伸ばしてストレートにスタイリングする。


この2つになるのですが、今回はストレートにスタイリングする方法を書いていきます。

くせ毛を傷みが少なくストレートにする方法

くせ毛を乾かす



くせ毛をストレートにする時は縮毛矯正をして真っ直ぐにする方法もありますが、今回はスタイリング時の話をしていきます。


方法としては、ストレートアイロンを使うか、あとはブローするかになります。


このどちらが傷まないかという事なのですが、先に結論から言ってしまうと、『ヘアアイロンの方が傷まない』です。


もちろん例外もありますが、意外と思われる方もいるかもしれませんがヘアアイロンのほうが傷みにくいです。

髪の毛の特性

くせ毛をブロー

髪の毛は濡れている時と、乾いた時では濡れている時の方が非常に弱い状態になっています。


この事に大きく関わってくる髪の毛の中の結合の一つに『水素結合』という結合があります。


この水素結合は髪の毛が濡れると外れてしまいます。


水素結合が切れると髪の毛の耐久力が大きく下がっていきます。


濡れた状態でいると傷むのは、このことが大きく関わっているわけで、「濡れたまま寝るな」などといわれる事もここに起因しているわけです。


もう1つの特性で、熱で硬くなる特性があります。


これは髪がタンパク質で出来ており、タンパク質全体に言える事ですが、熱で硬くなります。


タンパク質の塊の卵で考えると、生卵が熱を加える事で目玉焼きになるように硬くなり少し形状が変わる事を『タンパク変性』といいます。


このタンパク変性が髪の毛にも起きて、このタンパク変性が起きる温度というのが濡れている時と、乾いた時ではかなり差があるのです。


そのタンパク変性して、髪の毛が傷むという温度が



【濡れている状態→60℃前後  乾いている状態→130℃前後】


なのです。


この温度の開きって結構ありますよね!!


ドライヤーの種類って色々ありますが、だいたい温風で90℃前後で、結構な高温なんです。


ブローという技術は、熱に加えて、テンション(髪を引っ張る力)という行為も、濡れて弱くなっている髪にかかってくるので、髪の毛に相当なストレスがかかります。



しかもブローに慣れていないと、髪の毛を引っ張り過ぎたり、熱を加えすぎたり、時間がかかり過ぎたり、などなどしていると、ブローで起こる負担って結構ありますよね!!


濡れた髪に90℃前後でブローするより、乾いた髪に120℃前後でヘアアイロンをしたほうがいいのではないかと思う訳です。

まとめ


ブローとヘアアイロンの傷みについて書いてきましたが、


他にもいろいろな要因が複雑に絡みあってくるので、「絶対」とは言い切れないですし、


個人的な見解も入っているのですが、知っていると役にも立つ情報なので、参考にしてみてください。

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